基礎を知る

ブックメーカーで投資をするなら基礎を知ることから

お札

ブックメーカーでは何にでも賭けをすることができると聞いて、投資をしてみようかと考えている人もいることでしょうがそのような時にはまず基礎をしっかりと覚える必要があります。 それをしっかりとしておかなければ、投資どころか思わぬ損失につながってしまうかもしれません。

ブックメーカーの大きな特徴のひとつとして、賭けが成立した時点で勝った時の配当が決まっているというものがあります。 日本の公営競技などはオッズが確定するのは締め切りをしてからですが、ブックメーカーの場合には賭けた時のオッズで払い戻しがされるのでその後オッズがどのように動こうとも払い戻し金への影響はありません。そのため、予想に反してオッズが安くなって分の悪い賭けになってしまったということもなければ、何かのアクシデントがあって不利な状況になってしまってもそのアクシデントが起きる前の低いオッズでの賭けになってしまいます。

このように一長一短がありますが、オッズの変動がない分計算がしやすく、投資にしやすいという特徴があるのでぜひ覚えておきましょう。

始め方と必要なもの

ブックメーカーの基礎とその始め方と必要なもの

ブックメーカーとは世界中のスポーツやイベントをギャンブルの対象にし、その賭けを請け負う運営元です。 基礎知識としてまず業界の流れについてです。

運営は誰でもできるわけではなく、運営主に犯罪歴がないことや法人格の財務体質が健全、裁判所や警察など関係各所の認可などさまざまな規制があり、それらをクリアし、政府の許可を得て運営をしています。

コイン

賭けることの出来るスポーツは多種あり、代表的なものはサッカーや野球、バスケットボールなどです。 賭けの対象がスポーツだけではなくアカデミー賞などの芸能関係、大統領選挙などの政治関係も賭けの対象です。

始めるまでに必要な物ですが、インターネットを接続したパソコン、本人確認の書類、そして資金です。 始め方はまず最初にネッテラー口座(入出金に使う電子マネー口座)の開設とブックメーカーのアカウントの用意です。 登録したら資金を自分のネッテラーへ入金をし、ネッテラーから自分のブックメーカーのアカウントへ入金して準備完了です。

自分の好きなジャンルに賭けます。 終了したらブックメーカーからネッテラーへ入金し、ネッテラーから出金し現金に変えるところまでが一連の流れで基礎になります。

登録

ブックメーカーの基礎的な登録の仕方

ブックメーカーに興味を持っても、登録しなければ利用することはできません。基礎的なことになりますが、ブックメーカーは海外のサイトを使って遊ぶことになりますので、多少の英語は必要になります。ただし日本語の対応しているサイトが存在していますので、そのようなところを利用すれば問題なく遊ぶことができます。一番最初に登録するのは、まず日本語の対応サイトに登録するようにしましょう。

ブックメーカーのサイトだけではあそぶことができませんので、入金して初めて利用することができます。ただし日本からはクレジットカードが使えなかったり、海外送金が面倒なことから、オンライン決済サービスを使うことをおすすめします。こちらも日本語の対応しているサイトがありますので、そのようなところであれば問題なく利用開始することができるでしょう。

本人確認とカード発行をすれば日本のATMから入出金できるようになるサービスもありますので、大変おすすめであり、ブックメーカーの利用に欠かせないサービスになります。

運営会社

海外のブックメーカー運営会社

お金

ブックメーカーの基礎的な部分として運営会社の存在がありますが、お金がかかるものだけに信頼できるものなのかどうかと疑問に思っている人もいるのではないでしょうか。 賭け事を生業としていると聞くと日本の感覚では、暴力団などの非合法組織の存在もちらつくことがありますから、その辺のことが気になるというのも無理は無いことですが、ブックメーカーというのは厳しい審査をくぐり抜けて国から認可を受けた業者しか営業をすることが許されていないので、基本的に安心をして利用をすることができます。

ただし、業者の数というのは無数にありまた相手は海外の業者ということもあって、ブックメーカーによってはトラブルになりやすかったり何かあった時に解決が難しくなってしまうこともあります。 しかし、大手の業者に関してはそのような心配はなくグローバルに展開をしているだけに、サポートも充実して安心して利用をすることができる環境が整っています。

オッズ形式

ブックメーカーのオッズ形式とその読み方

ブックメーカーでは、賭けの倍率を示すオッズが重要な要素となります。オッズは、どのくらいのリターンが期待できるのかを示す指標であり、世界中のブックメーカーでは主に「デシマルオッズ」「フラクショナルオッズ」「アメリカンオッズ」の3種類が使用されています。

デシマルオッズ(Decimal Odds)は、ヨーロッパや日本のブックメーカーで広く使われている形式です。小数点で表記されるため直感的に理解しやすく、計算も簡単です。例えば、「2.50」のオッズが表示されている場合、賭け金の2.5倍が払い戻されることを意味します。計算方法は、賭け金にオッズを掛けるだけで求められます。
1000円を賭けた場合、払い戻し額は1000円 × 2.50 = 2500円となります。利益は、そこから賭け金を差し引いた1500円です。

フラクショナルオッズ(Fractional Odds)は、イギリスのブックメーカーで主流の形式であり、分数で表記されます。例えば、「5/2」というオッズは、2の賭け金に対して5の利益が得られることを示します。
賭け金が1000円なら、利益は(1000円 × 5) ÷ 2 = 2500円となり、払い戻し総額は賭け金を加えた3500円となります。フラクショナルオッズは計算に慣れが必要ですが、イギリスの競馬などでは一般的に使用されています。

アメリカンオッズ(American Odds)は、アメリカのブックメーカーで採用される形式で、「+200」や「-150」といった数値で表記されます。プラスの数字は100ドルを賭けた場合の利益、マイナスの数字は100ドルの利益を得るために必要な賭け金を示します。
「+250」のオッズなら、100ドルを賭けると250ドルの利益が得られ、総払い戻しは350ドルです。一方、「-200」のオッズなら、200ドルを賭けることで100ドルの利益が得られ、払い戻し総額は300ドルとなります。

このように、オッズの形式は国や地域によって異なりますが、どの形式も賭けのリターンを計算するために欠かせない要素です。ブックメーカーを利用する際には、各オッズの意味を理解し、適切に活用することが重要です。オッズの違いを理解することで、よりスムーズにブックメーカーのシステムを利用し、戦略的に賭けを行うことができるでしょう。